5月29日13時3分配信 毎日新聞
「いきいき健康ひろば事業」で
松本市で05年から始まったウオーキング中心の「いきいき健康ひろば事業」で、参加者の生活習慣病の指標値が改善されたことが28日、明らかになった。医師出身で同市の菅谷昭市長は「全国に普及させる意義があると思う」と話している。
同市とNPO法人「熟年体育大学リサーチセンター」との共同事業。参加者は05年508人、06年611人、07年615人。平均63歳。最速歩行を100%とした際の70%の速歩を3分、ゆっくり歩き3分を繰り返し1日30分以上、週4回以上参加者個人が実施し、3週間に1度、スクーリングを受ける方法でデータを採集し運動、健康、食事などの指導を行うもの。
このデータの分析の結果、生活習慣病やメタボリックシンドロームにつながる血圧、中性脂肪、LDLコレステロール、体脂肪率などの指標値が低下したことを同NPOが確認した。
菅谷市長はこの日の会見で、「医療者の立場から見て歓迎すべき結果だ。歩くことはいいことだということが改めて証明された。介護予防や医療費削減効果も期待できる」と述べた
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