新茶のシーズンを迎えた宇治茶の産地・京都府南部の茶園で、茶摘みをするシニア世代の男性が増えている。
茶摘み風景は「あかねだすきに 菅 ( すげ ) の笠」と歌われたように、摘み手の大半は女性だが、最近は高齢化などから人手不足が深刻化。新たな担い手になりつつある男性たちにとっては、仕事の域を越え、第二の人生の楽しみでもあるようだ。
茶摘みは、 摘採機 ( てきさいき ) で効率よく刈るのが一般的だが、高級品用は古い葉などが混ざらないように新芽だけを手摘みしている。一番茶のシーズンは5月上旬からの約1か月間で、茶農家では連日、数十人を雇って、摘みとっている。
摘み手の主力は仕事を持たない近所の主婦たちだ。しかし、最近はベテランの女性が次々と引退し、若い人は通年で働ける仕事に就くことが多くなり、人手が足りなくなっているという。
玉露用の茶を栽培する宇治市の北村庄司さん(51)の茶園(約1ヘクタール)では7年前に初めて男性を採用した。今年は約50人のうち8人が男性で、60、70歳代の元サラリーマンが中心だ。
【読売新聞】
やはり、女性の仕事というイメージが強いので、
もし、間近で見たら不思議な光景かもしれませんね!
でも、男性のほうが体力ありそうだしお仕事があるのはいいことですよね!
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